心の音

心に響くシャッターの音、 心の言葉。 どうか貴方の心まで届きますように……。

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魔法 


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RICOH GR DIGITAL Ⅱ



ここ半年の、穏やかで幸せだった時間を

写真に残しておかなかったことに


いまさら、後悔している。





私の写真はいつでも恋愛写真だ。

日々の日常のなんてことない写真だって、その裏側には
そのときどきの、大切な人がいて
その人への想いがあって
例え、その人がいなくなってしまったあとでも
その瞬間の想いは写真の中で永遠に残る。

私の写真は、いつだってそういうものだった。



だけど。

あの人といるときはあまり撮ろうとは思わなかった。

"撮る"よりも、
言葉を交わすこと。
躰を重ねること。
やさしさを分け合うこと。
傷を癒やすこと。
---そういったことのほうが、はるかに大事だって
きっと本能で知ってた。



だけどやっぱり。

残しておくべきだった。
あの瞬間の想いを。一緒に過ごした大切な時間を。
愛しかったはずの、空間を……。


宝石みたいにキラキラした恋ではなかった。
恋だと認めることすら、したくなかった。
ときめきとか、ドキドキとか、そういうものがない代わりに
そこにはいつだって湖の水面みたいな静かで穏やかな
あたたかさがあった。

魔法使いみたいな言葉と、その体温で
何度も何度も、私を笑顔に変えさせてくれた---

そんな人はいままで誰もいなかった。



そこには。
恋愛以上のものがあって。
恋愛って言葉では括れない何かがあって。
いままでのどれとも違ってて。
"好き"とか"恋"とか"つきあうとかつきあわない"とか
そんなことはどうだってよくて、どれも大した問題じゃなかった。
ただ、一緒にいられればよかった。
あの人の状況はよく分かっていたつもりだったし
そこにあるモノ以上の何かを望んだりなんて、しなかったのに…。

どうして、こんなことになってしまったんだろう?

なんで、私はまた、ひとりなんだろう?


魔法は、もう解けてしまった---
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